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南武蔵野地区スカウトキャンプ研修会2018

更新日:2018年4月7日

カブスカウト隊デンリーダーのはなちゃんです。


先日、3月17~18日、スカウトキャンプ研修会に参加してきました!

これは、ボーイスカウトのキャンプを実際に体験しながら、技能や知識、考え方の基礎を学ぶ、という指導者の入り口の研修です。東京連盟では、その先の研修(ウッドバッジ研修所)を受けるための必修の研修なのです。


「日程が合うときに受けとかないと!」というカブ隊長のお声がけで、軽い気持ちで受けてきました。が、私以外全員制服(我が団のデンリーダーは、制服は着用せず、チーフのみです)、ほとんどが南武蔵野地区の指導者かローバーという状況。

他地区なので、誰一人知り合いもおらず、まったくの未経験者が、「港14団って、どこの団?」「大都心地区所属の港区からきました~」「え~、それはお疲れ様~」という会話を繰り返す、想像以上に大変(汗)な体験をしてきました(笑)


一泊二日のスカウトキャンプ研修会。


講習内容は、基本理念・テントの設営・野外調理・ナイトプログラム・組長会議・班会議・スカウツオウン・ゲーム・野外工作・撤営と、本当に盛り沢山すぎ!で、かつそれぞれのカリキュラムが講習⇒活動⇒まとめ⇒講習⇒活動⇒まとめという流れもあり、次々と表出する課題にどう取り組むか、を走りながら考え続けた二日間でした。


今回のスカウトキャンプ研修を受ける参加者は17名。3班に分かれ、私はキツツキ班5名に参加することになりました。

ここで全部をお話しすることは到底無理なので、特に印象的だった2つを、感じたままに書いてみますね。


一つは、時間管理。


実は、今回私はキツツキ班の班長役を担いました。

出会って数分のメンバーで班長を決めることになり、誰も班長に立候補せず、シーンとしたときに、班付きのリーダーに「知識や経験があった方が良いですよね?」と聞いたら、「関係ありません」と言われ、墓穴を掘った結果です(笑)


意見を聞き出し、集約し、仕事を割り振り、活動を取りまとめる立場の班長。


でも、班のみんなを動かして、コントロールタワーとして、時間を管理する、ということが、私にはできませんでした。食事のたびに予定が遅延して、作業が終わらない事態が発生してしまい、班のメンバーには本当に迷惑をかけてしまいました。


一番の原因は、班長の力不足と知識不足。


どの作業にどれだけの時間がかかるかが頭に入っていないので、タイムリミットから逆算してスケジュールを立てるのこともできず、押したときの時間の回収のアイディアもなく、流されるままに、毎食、最も遅くいただきますをして、片付けが終わりきらない状況を作ってしまいました。


後から考えると、「あの時役割分担をこうしておけば」「こんな風に指示をだしておけば」と思うことがいくつもあります。でも、作業中は見えていなかったんですね。自分の作業にしか目がいっていなかったり、一緒に楽しんでいるだけだったり。全体のコントロール方法、管理と楽しみのバランスなど、考えることがたくさんあると思いました。


これは、スカウトに対して時間管理を伝えていく中でも、大切な経験になったと思います。カブスカウトでも、組長とメンバーのバランスを考え、調整するコミュニケーションの重要性を感じました。


印象的だったもう一つは、表彰。


特に嬉しかったのが、「点検」で表彰されたときです。

点検は、初日の夜から翌日の朝食後迄の状況を確認し、指導者から改善点をいただく、というものです。最も結果を表彰するものなので、まさか表彰の対象になるとは思っていもいませんでした。


「優秀班はキツツキ班」と言われたときはびっくりしましたし、班旗に優秀班章をつけてもらったときは、すっごく嬉しかったです。「みんな、やったよー!!」「ありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。


でも、それ以上に感動したのは、その後、班付きのリーダーの方が「おめでとう!嬉しいでしょう?」とおっしゃって、私が「すっごく嬉しいです!」と答えた後でした。


「それが、スカウトの気持ちなのよ~!」


本当にそうだな。褒められればうれしいし、表彰されなければ悔しい。一生懸命頑張ったからこそ、シンプルでわかりやすい感情。これがスカウトの気持ちなんだな、と本当に心の底から実感した瞬間です。


たった一泊でしたが、たくさんの学びが詰まった二日間でした。


キツツキ班で一緒だった、南武蔵野地区のローバー隊で活躍中の3人のスカウトたち。狛江1団を支えているカブ隊のデンリーダーさん。

地区や班は違えど、同じ方向を見て、学びを共有したたくさんの皆様。(花粉症で咳き込んで煩くてすみませんでした)

心から、ありがとうと感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。


最後に、南武蔵野地区の研修担当の皆様。何もわからない私を暖かく見守っていただき、本当にありがとうございました。






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